「返信不要です」の使い方
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投稿者:
魔法使いA-Ki☆。
投稿日:2015-01-28

投稿日:2015-01-28
メールの最後に「返信不要です」と書いてくれる人がいますが、
こういう気配りって結構嬉しいものです^^
と、書いたせいか、
「返信不要です」と書いてくれる人がチラホラいるのですが・・・
中には、
「明らかに使い方間違ってるぞ!!」
という人がいるので、
記事を書いておきたいと思います。
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例えば、
「入金しました」
「商品が届きました」
「再送メールが届きました」
などといった『事務的な連絡』を行う際に、
「わざわざ返信してもらうのも手間だから、『返信不要です』と書いておこう」
というのは、
『気配り』
『配慮』
で、
こちらとしても、とても助かります^^
同様に、
アンケートや、感想などを送っていただく際にも、
「お礼を伝えたいだけなので」
という意味で、『返信不要です』と書いて頂くのは助かります^^
しかし、一方で、
「自分の思考をまとめるため」
「自分の感情を吐き出すため」
などの理由で、
『長文のメールで言いたいことを一方的に言って「返信不要です」と書く』
というのは、
『相手のエネルギーを奪う行為』
です。
また、謝罪メールなどで、言い訳をつらつら書き連ねた後に、「返信不要です」と書いてくる人がいますが、
こういうのは、
『謝罪メールに対する返信として、更なる指摘を受けるのを避けるための「予防線」』
であって、
むしろ『卑怯な行為』とすら感じます(^^;
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プロのセラピストや、カウンセラー、コンサルタント、コーチなどは、
時として、
『「話を聞く」ことで価値を創り出し、対価を受け取る』
ことがあります。
そうした人たちに、一方的にメールを送りつけて、話を聞いてもらって、「返信不要です」と書くのは、
言ってしまえば
「万引き行為」
に通じるものがあるわけです。
(参考:『メールマナー「『一方的な自分語り』をしない」』)
一方、プロのセラピストやカウンセラーは、こうした「問題」に対して、基本的に有料で対応しています。
セラピスト業をやっていると、
「はじめまして。
普通の人には話せないけど、あなただから信頼できると思ってお話しします。
これまで誰にも話したことが無かったのですが、
私は過去こういう体験があって・・・
(中略)
・・・読んでいただきありがとうございました。」
などというメールも、
まあ、たまにやってきたりしますが・・・(^^;
『カウンセラー・セラピストに対して、突然メールで一方的に感情を吐き出して、それを聴いてもらおうとする態度』というのは、
例えるなら、
「スーパーの食品売り場で、並べてある商品を勝手に封から出して、その場で食べ散らかすようなもの」
です(^^;
だって、
「カウンセラーにとっての『話を聞く』というのは、『値札が付いている商品そのもの』」
ですからね。
もし、『自分語り』を聴いて欲しければ、そうした場(愚痴を吐き出すことを目的とした飲み会など)に出向くか、
心療内科・カウンセラー・セラピストに対して、正式な手続きを踏んで申し込めば良いのです^^
「返信不要です」と書くことの、『その背後にある動機』が、
『気配り』
『配慮』
『思いやり』
なのか、
はたまた、
『恐れ』
『逃げ』
『思考停止』
なのか・・・
それによって、
『「返信不要です」と書いたことが、吉と出るか凶と出るか』
が、変わってくるのです。
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併せて以下の記事も参考にどうぞ^^
『バーナム効果』
『実例「メール講座の再送依頼に関するマナー」』
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情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。
(多くの場合、記事で書かれているよりも、『厳しい状況』になっている傾向があります。)
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