≪文通212≫魂を作ることへの警告
この記事は、公開から5年以上経過しています。
投稿者:
魔法使いA-Ki☆。
投稿日:2017-08-10

投稿日:2017-08-10
→ ≪文通211≫高次へのオーダーに関する警告(アチューンメント作成編)
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(エニィ)
前回、『タルパ』の話が出てきたから、ついでにこの辺りのことについても警告しておきましょうか。
(A-Ki)
はい。
ここで言う『タルパ』の定義は、『チベット密教の秘奥義による人工未知霊体創造』『強力な凝念による魔術的形成物』という定義でよいのですかね?
(エニィ)
うーん。
話としては、タルパに限らず、もっと広義の『人工の魂』『人工の非物質生命体』についてになるけどね。
とりあえずはその定義で構わないわ。
(A-Ki)
了解しました。
(エニィ)
ひとまず、総称して『人工の魂』と呼ぶけれど・・・
正直、『人工の魂』を作ること自体は、比較的カンタンなのね。
10段階のレベル2くらい。
適当なアチューンメントを受けてエネルギーワークを1~2年も扱った経験があれば、
やろうと思えば割と誰でもできてしまうもの。
(A-Ki)
おっと、そうなのですね。
(エニィ)
だけど、『安全に人工の魂を作る』『霊性の高い人工の魂を作る』となると、
難易度は一気に跳ね上がるの。
レベル8とか9くらい。
あ、「レベル10 = 意図による物質創造」くらいの認識でいてね。
(A-Ki)
おー・・・
(エニィ)
でね。
結論から言うと、「『人工の魂』を作ったら、基本的に、早死にする」わ。
本人か、家族か、周囲の人か・・・その辺りは「作り方次第」だけど。
(A-Ki)
え。
(エニィ)
だって、当たり前でしょ。
物質世界に近いところに魂や霊体を生成して、維持するわけだから。
そのエネルギーはどこから持ってくるっていうの?
(A-Ki)
・・・手近なところから・・・かなぁ・・・。
(エニィ)
ね。
一番手近なのは、作った本人。
次いで、その周囲の人。
(A-Ki)
むー・・・。
(エニィ)
もっとも、これだけなら別に「自業自得ね」って話で、とやかく言うことでもないんだけれど。
厄介なのはこの先。
『人工の魂』を、人形や像などの『依り代』に定着させてしまった場合、作り方にもよるけど、
その『依り代』が物理的に破壊されない限り、作り手が成仏できなくなる可能性があるの。
(A-Ki)
あらら。
(エニィ)
すべてのケースで当てはまるわけではないけどね。
『自分のエネルギーを注いで生成した場合(=自分の魂の波動を転写した場合)』は、割と高い確率でそうなるかな。
作り手の肉体が滅んだとしても、
霊界の門のところで、
「まだあなたの霊体は物理体から離れてないでしょ?ここから先へは行けませんよ?」みたいな感じで、立ち往生させられたりとかね。
(A-Ki)
うわー。
仏像なんかに転写してしまった場合で、その像が国宝に指定されでもしたら、それこそ大変なことになりますね。
そうならないように、死ぬ前に『依り代』を破棄すればよいのですかね?
(エニィ)
理屈としてはそうだけど、
そうすると、使ってる転生システムにもよるけれど、『殺人』とほぼ同等のカルマが積まれることになるわね。
(A-Ki)
え。
(エニィ)
だって、霊体が入っている器を破壊するわけだから。
つまりはそういうこと。
(A-Ki)
えー。。。
・・・どうしたらいいんです?
(エニィ)
そもそも作らなきゃいいのよ。
『安全な人工の魂の作り方』というのは、確かにある。
けれど、それは、10年や20年程度エネルギーワークをかじった個人が思いつきで至れるようなものでは無い。
魂を軽々しく扱ったことに対する『対価』ってところかしら。
(A-Ki)
それでも、万一、作ってしまった場合は?
(エニィ)
・・・ご愁傷様。
正常なルートで成仏できるよう祈りつつ、できるだけ徳(高次の存在への恩)を積みながら残りの人生を生きる・・・くらいかしらね。
(A-Ki)
そうですか。
ふむ。。。
(エニィ)
ちなみにまだ続きがあるんだけど。
(A-Ki)
あ・・・はい。
(エニィ)
人工的に生成された魂や、霊体は、多くの場合、制作者の性質を色濃く受け継ぐの。
表面的な性格は別なことも多いけどね。
それで、未熟者・・・というか、
例えば、『自己顕示欲が満たされていない人』が魂を作ると、『自己顕示欲あふれる人工の魂』ができあがることが多いわけ。
「『霊性の高い人工の魂』を作るのが難しい」というのは、まさにこの法則によるものね。
(A-Ki)
ふむ。
それは納得です。
(エニィ)
でね。
『自己顕示欲あふれる人工の魂』が生まれたとすると、その人工の魂は、自然と、自分の自己顕示欲が最大限発揮されるように立ち回るの。
(A-Ki)
と、いうと・・・?
(エニィ)
ハイヤーセルフやガイド、守護霊との繋がりを邪魔したりとか。
ダウジングの答えを操作したりとか。
(A-Ki)
なるほど。
そうすると、例えば、ダウジングやチャネリングで「自分が作った魂の霊性はどのレベルか?」なんて訊いても、
真っ当な値はまず返ってこないわけですね。
(エニィ)
そういうこと。
その他、ありとあらゆる霊的リソースを、自分の自己顕示欲を満たすために利用しようとするケースが多い。
先に挙げた寿命(生命力)もそうだけど、
才能とか、非物質財産全般ね。
言ってみれば、「会社で横領を行いつつ、虚偽の決算書を提出して周囲を騙す」みたいな。
さらに厄介なのは、多くの場合、人工の魂自体には悪気が無くて、かつ、理から外れた存在だから、いろんな霊的チェックをすり抜けてしまうという点ね。
(A-Ki)
はー・・・。
しかし、霊的リソースを食い潰したら、最終的に困るのは、その人工の魂自身では?
(エニィ)
「先のことをよく考えもせず、安易に人工の魂を作る人間」の生き写しで、
「先のことをよく考えもせず、安易に霊的リソースを食い潰す人工の魂」が生まれるの。
法則通り。OK?
(A-Ki)
・・・なるほど。
そういう状態であるにもかかわらず、処分しようとすると相当なカルマが積まれる・・・と。
(エニィ)
だから、人工の魂に関しては、「そもそも、作らない」「作るのであれば、計画的に」というのが大事ね。
ある意味で、子どもといっしょ。
育てるには手間とお金がかかるし、育児放棄すれば問題になる。
抹殺しようものなら相応の社会的制裁を受ける、ってね。
(A-Ki)
ああ、そうか。
「魂≒子ども」と捉えるとイメージが湧きやすいか。
(エニィ)
相応の霊的経済力・時間的余裕・周囲のサポートがあれば話は別だけど、生身の人間が負うにはあまりにも大きすぎるものよ。
(A-Ki)
僕も気をつけておきます。
(エニィ)
ちなみに、
『魂の生成』とは別軸で、『降霊術の応用で依り代に魂を宿らせる方法』とかもあるけど、その場合は「全く別のルールが適用される」から。
あと、『職人が魂を込めて作った品』『芸術家が魂を込めた作品』も、それぞれ別のルールになるわね。
(A-Ki)
へぇー。
そちらも興味深いところではありますが。
(エニィ)
こっちの方は、人工の魂の生成に比べると危険度は低いから、また気が向いたらね。
今はそれよりも優先すべきことが色々あるから。
(A-Ki)
はーい。
わかりました。
(エニィ)
それじゃ、こんなところかしら。
またねー!
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併せて、以下の記事もどうぞ。
→ ≪文通211≫高次へのオーダーに関する警告(アチューンメント作成編)
→ ≪文通213≫ワークを改変することへの警告
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情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。
(多くの場合、記事で書かれているよりも、『厳しい状況』になっている傾向があります。)
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