≪文通190≫「とりあえず止めてみる」ということについて
この記事は、公開から5年以上経過しています。
投稿者:
魔法使いA-Ki☆。
投稿日:2016-08-23

投稿日:2016-08-23
一方で、
「とりあえず(仕事等を)止めてみればいいじゃない!」
という話を、
たまに耳にすることもあります。
・・・しかし、実際には、
『始めることよりも、止めることの方が難しい』
といケースも多々あるもので・・・
今回は、この「とりあえず止めてみる」ということについて、ラインハルトさんと文通したいと思います^^
/////
(A-Ki)
それでは、よろしくお願いします。
(ラインハルト)
うん。
僕らは、「とりあえずやってみる」ことは大いに推奨している。
行動しないで何年もグズグズ悩んでいるヒマがあったら、
「とりあえずやってみて、ダメだ(合わない、向いていない、好みでは無い、ニーズが無い、割に合わない)と分かったら、止める」ということだね。
(A-Ki)
そうですね。
なので、このサイトでも、短期で終了したサービスもいくつもありますし、
作りかけで日の目を見ていない教材もたくさんあります。
(ラインハルト)
それはとても合理的なことで、
この世界では、「やってみないと分からない」ということも多々あるものだ。
だから、ビジネスにおいても、「市場調査」の一環として、
「小規模で始めて、ニーズが無ければすぐに撤退する」というのは、正当な戦略の1つでもあるんだよね。
しかし、この「とりあえずやってみる」というのは、
「最初から、試運転(トライアル)と割り切って、止めやすい形で始めること」が必要なんだ。
不用意に何かを「止める」と、物理次元的には取り返しが付かなくなることもあるからね。
(A-Ki)
そうですね・・・。
例えば、「とりあえず仕事を止めてみる」とか、「とりあえず育児を止めてみる」というのは、
個人的には「それはどうなの!?」と思ったりします(^^;
(ラインハルト)
「『スピリチュアルの世界のルール』と『物質世界のルール』で、異なる部分」というのはいくつかあるけれども、
そのうちの1つが、
『想ったことが実現するまでの時間・期間』だよね。
高次の世界だと、思ったことは一瞬で実現するけれども、
物質世界で、思ったことを実現させるには、相応の時間がかかる。
そして、往々にして、『物事を育むためには膨大な時間が掛かるけれども、壊すのは一瞬』ということは多いよね。
(A-Ki)
そうなんですよねー。
テキストとか、書き上げるのは数十時間かかったりしますが、
消そうと思えば、削除ボタンで一発ですものね・・・。
(ラインハルト)
だから、僕は、『物質世界の人間に対してのアドバイス』という意味であれば、
「とりあえず止めてみるというのは、止めた方が良い」という意見かな。
「止める前に、『同じ状況を再現するのに掛かるコスト』を試算して、それでも止めたいかどうか」というのをチェックすることをオススメするよ。
(A-Ki)
なるほど。
(ラインハルト)
スピリチュアルをある程度学んでいくと、どうしても『スピリチュアルな世界からのモノの見方』に引っ張られる部分はあるだろうけれども、
物質世界で肉体を持って生きている以上、
「バランスを崩してまでスピリチュアルに傾倒するのは、好ましいことでは無い」よね。
(A-Ki)
肉体を持たないラインハルトさんからそれを言われると、人間として考えさせられるものがありますね(笑)
(ラインハルト)
僕はビジネスのガイドだから(笑)
人間をやっていた経験もあるしね。
ああそうだ。
こっちの次元(高次の世界)には、『「人が死のうが、会社が潰れようが、数万年単位で見れば誤差」と考えている存在』というのも少なくない。
(A-Ki)
そうでしょうね。
(ラインハルト)
だから、そういう存在に繋がってアドバイスを求めると、「とりあえず止めてみれば」という意見を受け取ることはあるかもしれない。
(A-Ki)
・・・ありそう。
(ラインハルト)
確かに、「『その存在の感性』からすれば、そのアドバイスは理に適ったもの」ではあるのかもしれないけれども・・・
「はたして、物理次元の、『今まさに生を謳歌している人間にとって適切なアドバイス』か?」というと、
僕としては、大いに疑問だと言わざるを得ないね。
(A-Ki)
ふむ。
「とりあえず何かを止めてみて、人生が破壊的な状況に陥ったとしても、来世でリカバーすれば良いから大丈夫!」みたいに言う存在もいるでしょうね。
(ラインハルト)
いるよねぇ(笑)
あ、そうだ。
・・・これからの話は、僕の『個人的な意見』なんだけれども・・・
(A-Ki)
ラインハルトさんがそういう前置きをするのって珍しいですね。
(ラインハルト)
うん。
個人的見解で、異を唱える存在がいるというのも分かった上での発言なんだけれども・・・。
「来世でやれば」とか、「生きるのが嫌なら死ねば良いじゃない」というのは、
その人のガイドが、その人に対して、適切なタイミングを見計らった上で、リカバリーの手段を用意した上で言うのであれば、構わないと思うんだよね。
ただ、『人間が、他の人間に対して言うべきことでは無い』し、
『通りすがりの高次の存在が、人間に対して言うべきことでも無い』と、思っている。
(A-Ki)
・・・ふむ。
(ラインハルト)
「生きるのが嫌なら死ねば良いじゃない」というのは、見方によっては『自殺教唆』だよ。
今の日本の法律に関しては僕の管轄外だけれども、
個人的意見としては、
『ライトワーカーが、クライアントに対して、「死ぬのも1つの方法ですよ」とアドバイスするのは、自殺教唆』
『ライトワーカーが、高次の存在からの「死ぬのも1つの方法ですよ」というアドバイスを不用意に伝えるのは、殺人幇助になりかねない』
と思っている。
(A-Ki)
そ・・・そうなんですね・・・。
(ラインハルト)
重ねて言うけど、個人的見解だからね。
だけれども、「とりあえず止めれば?」を極論すると、ここに行き着きかねないから。
そういう意味でも、
僕は、「とりあえず止めることには反対」(しっかりと検証した上で止めるのであればOK)という立場かな。
(A-Ki)
大変参考になるご意見、ありがとうございました。
(ラインハルト)
それでは、今回はこの辺りで。
アディオス!
/////
最後は結構重い話になりましたが・・・
「とりあえずやってみるのはOK!」(ただし、止めやすい形で始めること)
「止めるときは慎重に!」
「他の人にアドバイスするのはもっと慎重に!」
ということですね(^^;
オリエンテーション・メールセミナーでも書きましたが、
仮に、『「とりあえず仕事を止めれば?」というアドバイス通りに行動して人生が破綻』したとしても、
そのアドバイザーは、あなたの人生の責任は取ってくれませんからね!
/////(追記)
ラインハルトさんに、「なぜ、わざわざ、念を入れて『個人的見解』という前置きをしたのか?」と尋ねたら、
「『死ぬのも1つの方法ですよというアドバイスをするライトワーカー』に対して、
この部分を引用して『攻撃』して欲しく無いから」
「高次の存在の意見は、それがどういうものであれ、
『人間の主張を正当化するための材料にされやすい』からね」
とのことでした。
この記事は、公開から5年以上経過しています。
情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。
(多くの場合、記事で書かれているよりも、『厳しい状況』になっている傾向があります。)
情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。
(多くの場合、記事で書かれているよりも、『厳しい状況』になっている傾向があります。)