≪文通181≫「リーディングを相手の許可無く行うこと」について
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投稿者:
魔法使いA-Ki☆。
投稿日:2016-06-14

投稿日:2016-06-14
///// 映美里さんより
『リーディング』は、相手の許可なく行ってもよいものでしょうか?
/////
(A-Ki)
さて・・・
シンプルですが、なかなか奥が深い質問ですよね。
(エニィ)
そうね。
まず、この『リーディング』っていうのは、おそらく、『スピリチュアル能力を使ったリーディング』ということだと思うんだけど・・・
こっち側からしてみれば、そもそも、
「スピリチュアルリーディングだけ特別扱いするのは如何なものか?」って感じなのよね。
(A-Ki)
それは同感です。
以前、イベントで、『スピリチュアル能力を使わないリーディングテクニック』というのを紹介したことがありますが、
例えば、
「持ち物」
「服装」(色、ブランド、その他諸々)
「身体の使い方」(歩き方、動き方のクセ、腕組み、足組みetc)
「筋肉の緊張具合」
「喋り方」
「喋る内容」(口癖)
などなど、
至る所から情報を読み取れるわけで・・・
これらから情報を得るのも、一種の『リーディング』であり、
スピリチュアル能力を使ったリーディングというのは、少なくとも僕にとっては、リーディングスキルのごく一部に過ぎないものです。
(エニィ)
スピリチュアルを抜きにしても、
体調とか病気の有無とか、
仕事や家族関係が上手く行っているかとか、
年収とか、
趣味嗜好とか、
将来性とか、
ありとあらゆることが分かるわよね(笑)
(A-Ki)
さすがに日常レベルでは、いちいちそんなところまで見ないですけど(笑)
セッションやセラピーを行う場合などで、積極的に情報を取る必要があれば、あらゆるものを駆使します。
そのうちの1つとして、スピリチュアル能力も使う・・・といった感じですね。
そして、「スピリチュアル能力を使ったリーディングは、リーディングスキルのごく一部」という観点に立って考えると、
極端な話、「街ですれ違った人の様子を観察するだけでも、広い意味では『リーディング』になる」わけですから、
そもそも「全てのリーディングの際に必ず許可を取るというのは、物理的に不可能」です(^^;
こっちがリーディングするつもりは無くても、勝手に情報が飛び込んできちゃいますから。
たいていは、見て見ぬフリをしますけど。
あ、もちろん、スピリチュアルリーディングに限らず、許可無く相手の深いところを覗いたりはしませんけどね。
(エニィ)
相手が堂々と情報を垂れ流している分を、
日常生活の範疇で読み取る程度であれば、別に咎められることじゃないわよね。
もしそれが、『いきなり上着を剥ぎ取りに掛かってブランドのタグを確認する』というところまでいけば、さすがにやり過ぎだと思うけど。
(A-Ki)
逆に考えれば、
『「相手の許可無く上着を剥ぐのと同じくらいの度合い」で、「スピリチュアル能力を使っていきなり内面の深いところを見るのはやり過ぎ」』ということですね。
「どこまでが無断で読み取ってOKで、どこからは許可を求めるべきなのか?」については、
スピリチュアル能力を使うかどうかに関わらず、
良識や常識の範疇で、その都度判断することが必要かと思います。
(エニィ)
いつも通り、『ケースバイケース』ってやつね(笑)
(A-Ki)
結局、そうとしか言いようが無いですね。。。どこまで踏み込んで良いかは、相手との関係性とかにもよりますし。
そんなわけで、僕としては、リーディングを行うことそのものに対してよりも、
『リーディングによって知った情報をどのように扱うか』ということの方が大事だと考えています。
(エニィ)
扱い方に関しても、ケースバイケースなんでしょ?
(A-Ki)
そうですね。
明確な基準は存在しないですが、一応、「他人が不快になるようなことは避ける」というのが基本ですかね。
あと、「他者に関する情報を、不用意に他の人に伝えない」と。
結局こういうのも、スピリチュアル能力を使って情報を得たかどうかに関わらず、
『情報全般の扱い方の問題』なんですよね。
だから、僕にとっては『会話の中で出てきた話』と、『スピリチュアル能力で読み取った情報』は、等価です。
(エニィ)
一応言っておくけど、そこを等価にして良いのは、
「日常会話と同レベルの精度で、スピリチュアルリーディングができる人」に限っての話だからね。
(A-Ki)
あ・・・はい。
(エニィ)
さて、こんなところかしら?
(A-Ki)
せっかくだから、上の次元から見た『スピリチュアルリーディングに限っての話』って何かあります??
(エニィ)
んー・・・。
基本的に、人間の情報は全部ダダ漏れ。
プライバシーなんてものは、口約束の不可侵条約程度のもの。
どんなに隠れて行動しようが、バレないように何かをやろうが、アカシックレコードを始め、色んなところに情報は保存されるから。
(A-Ki)
・・・あー。
(エニィ)
ただ、相手が心を閉ざしていると、情報を引き出しづらいことはあるわね。
暴こうと思えばいくらでも暴けるけど、それはなんていうか・・・「粋じゃ無い」感じ。
あと、リーディングで得られるのは『情報の原子・分子の集合体』であって、
それを意味づけて解釈できるかどうかは、全く別の話。
(A-Ki)
このあたりのことは、掘り下げて行くと、
1冊本を書けそうなくらいの深い話になっていきそうですね。。。
(エニィ)
他にも、情報によっては、『閲覧に権限が必要とされるケース』もあったりして、
「情報を破滅的に扱おうとする人に対しては、高レベルの権限が与えられることは少ない」とは言えるわね。
だから、(人間の価値基準からすると)後ろ暗いことがあっても、
基本的には、「際どい情報を無条件に得ることができるのは、『情報を知っても変わらず愛で包んであげられる人』だけ」だから、安心して良いわよ。
(A-Ki)
はい。
(エニィ)
見て見ぬフリをするのはガイドの優しさ(笑)
(A-Ki)
・・・はい(笑)
(エニィ)
ちなみに、『人間以外の存在に対するリーディング』となると、ちょっと事情は違ってくるけどね。
基本的に、自分より上位の存在の情報はまともに取れないし、
下位過ぎる存在の情報もまともに取れないから。
だから、『スピリチュアルリーディングに長けた存在』っていうのは、『高い波動から低い波動まで、自在に波動を上げ下げできて、かつ、対象の次元ごとの情報の受け皿を持った存在』という感じね。
(A-Ki)
なるほど。
しかしこれも、パターン自体としては、物理次元的なリーディングでも同じことが言えますね。
「年収200万円の人には、年収1500万円の人の生活レベルを完全に理解することはできない。
その逆も然り」・・・みたいな。
(エニィ)
そんな感じかもね。
だから、ホントはスピリチュアルリーディングだからって特別なことは無いのよ。
少なくとも私の感覚としてはね。
チャネリングの際とかに、よく、
『先入観やエゴによって情報が歪む』なんて言ったりするけど、これも、「スピリチュアルリーディングに限った話では無い」わけだし。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ってね。
(A-Ki)
結局、「スピリチュアルリーディングを特別視しないこと」というのが一番ですかね(笑)
まとめると、
「スピリチュアル能力を使おうが使うまいが、良識と常識の範囲内でのみ情報を読み取り、取り扱うこと」
「スピリチュアル能力を使おうが使うまいが、相手の情報を読み取る際には、中立であることを心掛けること」
と、いった感じで。
(エニィ)
それじゃ、こんなところかしら?
(A-Ki)
はい。
ありがとうございました!
/////
ダウジングやキネシオロジーだと、どうしても2択の質問に絞らざるを得ないのですが、
実際には、
「YES・NOで答えられない質問」(状況によって正解が無数にあるようなこと)
というのは、
多数存在します。
(なので
「○○というシチュエーションにおいてこれは成り立ちますか?」
「○○というケースでリーディングして良いですか?」
と、細かく絞って質問をすることが必要)
『「正解探し」から卒業する』(瞬間瞬間、自分で答えを創造できるようになる)というのが腑に落ちると、一気にレベルアップできますね^^
併せて、以下の記事も参考にどうぞ^^
→『「○○という体験の意味は?」という質問について』
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情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。
(多くの場合、記事で書かれているよりも、『厳しい状況』になっている傾向があります。)
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