≪文通152≫続・グラウンディングが出来ていない人について
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投稿者:
魔法使いA-Ki☆。
投稿日:2014-06-07

投稿日:2014-06-07
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(A-Ki)
前回、「状況と症状次第では、『グラウンディングが出来ない病』の『治療』と割り切って、ある程度は、『強制』『矯正』することが適切なケースもあり得るかも」ということでしたが・・・
さて、具体的に『治療』として取り組むとしたら、何をしたら良いんでしょうかね?
グラウンディングが出来ない理由も、症状も、様々なので、オーダーメイドで治療プランを組み立てて行くのが妥当なような気はしますけれども。
ある程度の共通の『指針』だけでも固まっていると、やりやすいかなー・・・と。
(エニィ)
う〜ん。
まずは、大まかなタイプ分けが必要でしょうね。
『他人の影響を受け過ぎ型』
『妄想の世界(自分ワールド)で生きている型』
『頭で考え過ぎて行動していない型』
・・・あと、何かある?
(A-Ki)
それらの『複合型』と・・・
あぁ、『霊障』『集合意識からの影響』などもありますかね。
他にもあるだろうけれども・・・。
うわ〜・・・どれも根深くて厄介そう・・・。
(エニィ)
だから、「最初から、長期計画になることを理解・覚悟しておくことが必要だ」って(笑)
(A-Ki)
ふむぅ。。。
(エニィ)
ま、地道に一つ一つ行きましょう。
『他人の影響を受け過ぎ型』への処方箋としては、「他人からの影響を減らす(スピ断ち、セッション断ちをする)」「自分の価値観を明確にする(やりたいこと・欲しいものリストを創る)」かしらね。
(A-Ki)
そうですね。
このタイプの人は、次から次へと新しい学びを転々としたり、スピリチュアルジプシーになっていたりするので、
「何でも良いので1つのワークに絞って、徹底的に逃げずに取り組むこと」が必要でしょうね。
ただ、『逃げ癖』や『依存癖』を持っていることも多いでしょうから、それが重度の場合は、『外部からの強制』『隔離処置』が必要かもしれません。
(エニィ)
最初に、本人の意志で、「本当に変わりたいです!何があっても逃げません!逃げそうになったら強制的に引き留めてください!」という『誓約書』を書かせるのは有効かもね。
もっとも、これはどのタイプでも必要になるかもだけど。
(A-Ki)
実際、自己啓発のワークでも、最初に誓約書を書かせるのはたまに見かけますね。
ああいうのも、有効だから取り入れているんでしょうし。
・・・なるほどねぇ。
(エニィ)
次は、『妄想の世界(自分ワールド)で生きている型』ね。
このタイプは、現実に目を向けさせることが必要かな。
「今の自分が何を持っているか」「どんなことを成し遂げてきたか」「現実的にどんな問題を抱えているか」「経済状態はどうか」などを文字化するとか。
頭の中で思い浮かべるだけだとダメだから、とにかくアウトプットさせることが大事ね。
あと、『物質世界のルール』を伝えて、「自分ルールは、この物質世界では通用しないんだ!」「人間として生きていくために、周囲のルールに合わせることも必要なんだ」という『現実』に目を向けさせること。
(A-Ki)
ふむふむ。
そうすると、『観察』のワークなどを行わせるのも良いかもしれないですね。
(エニィ)
だけど、油断するとすぐに、「自分はこのままでOKなんだという妄想」「自分は成果を出しているという妄想」に突っ走っちゃうから、
重度の人に対しては、『無理やり現実に目を向けさせる係の人』のサポートが必要になるでしょう。
「物質世界的な成果が出ていないという現実」「他者とのコミュニケーションが成立していないという現実」というのを、嫌というほど突きつけて、現実を認識させるところからかしらね。
(A-Ki)
そこが認識できたら、あとは既存の自己啓発法や、各種セミナーに任せて大丈夫ですかね?
(エニィ)
んー、難しいと思う(笑)
「他者の言うことを、自分の都合の良いように変換する性質」が抜けるまでは、講師の言葉も、本に書かれている内容も、自分の都合の良い形でしか受け取らないだろうし。
「講師や著者の伝えたいことを正しく理解しているかどうか」を一つ一つチェックするような、付きっきりのサポートが必要になるでしょうね。
(A-Ki)
うわ〜・・・大変だ・・・。
(エニィ)
『頭で考え過ぎて行動していない型』に関しては、軍隊式・体育会系のノリで、強制的に行動させれば良いわね。
施設に放り込んで、ビシバシ鍛えてもらう感じかな。
(A-Ki)
厳しすぎてうつ病になったりしないでしょうか?(^^;
(エニィ)
最初の「見極め」は大事でしょうけどね。
少なくとも、『頭で考え過ぎて行動していない型』のコは、甘えすぎておかしくなっているんだから、甘えさせないことが必要よ。
厳しくしたらうつになるような人は、最初からこのタイプじゃ無いってこと。
(A-Ki)
間違った処方箋を与えると大変なことになりますね。
(エニィ)
そんなのは普通の病院でも同じでしょ(笑)
(A-Ki)
それはそうなんですけれども。
この最初の『診察』を誤っちゃうケースも多いんだろうなぁ。
(エニィ)
いくつかの例外ケースはあるとしても、
基本的には、努力不足・行動不足かどうかは、自己診断させればかなり正確に出ると思うけどね(笑)
「実際にどれくらい(1日何時間くらい)目標達成に向けての行動をしてますか?」って聞けばいいんだもの。
(A-Ki)
目標設定型のやり方が向いていない人に関しては?
(エニィ)
そういう人であっても、まずは「やりたいこと・欲しいものリスト」を創ることは必要よね。
(A-Ki)
そうですね。
(エニィ)
それすら創る前にゴチャゴチャ頭で考えて、言い訳して動かないのが、この『頭で考え過ぎて行動していない型』ってこと。
(A-Ki)
あぁ・・・
それはもう、外部の強制力を上手く使った方が良いですね(笑)
(エニィ)
でしょ?(笑)
「やりたいことも欲しいものもありません。このままで良いです」「人生はすでに完璧で、今のままで幸せです」という人は、そもそも今回の話からは外れるから、放っておいていいの。
「こんな自分になりたい!だけど行動できない!」「グラウンディングしたい!だけど出来ない!」という人に向けての話ですからね。
(A-Ki)
話を戻すと、この『頭で考え過ぎて行動していない型』に向いているのは、スクール・専門学校を利用したり、コーチからの定期的な指導を受けたりするやり方ですかね。
ある意味、普通の自己啓発法がそのまま通用する(分かりやすい対処法が確立している)、やりやすいタイプかも。
(エニィ)
『霊障』『集合意識からの影響』に対しては、まずはくっついている存在を払って、その上で、『健全な境界線』を築くこと。
健全な境界線が築けるようになるまでは、定期的に、不要な繋がりを断つことかな。
(A-Ki)
これに関しても、外部のサポートを受けるのが望ましいでしょうか?
(エニィ)
重度の場合はね。
よくある『自称・悲劇のヒロイン』みたいな、自分から霊を呼び込んじゃうコに関しては、浄霊と併せて、継続的なメンタルのサポートが必要ね。
(A-Ki)
これもある意味で定番のパターンですね(^^;
(エニィ)
ざっと挙げてきたけど、指針はこんなところかしらね。
あとは個々のケースを見ていかないと、何とも言えないかな。
ところで、アキはこうした人たちを治療したい?(笑)
(A-Ki)
う〜ん・・・
僕としては、治療家を育てる方が性に合ってそうです(笑)
方法論の確立とかは関心があるんですけどね。
(エニィ)
ふーん。
ま、アキらしいわね。
それじゃ、ひとまず今回はこんなところかしら?
(A-Ki)
はい、ありがとうございました!
/////
・・・と、まあ、そんな感じで・・・
掘り下げていったらこのテーマだけで1つの講座が創れてしまいそうですね(笑)
注意点として、
今回の話は、あくまでも、
『「(私が)グラウンディングしたい!でも、出来ない!」という人に向けての話』
です。
今回の話を都合良く解釈して、
『「あなたはグラウンディングが出来てないからダメなんです!変わるべきです!私が矯正してあげましょう!」というのはNG』
ですからね!
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情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。
(多くの場合、記事で書かれているよりも、『厳しい状況』になっている傾向があります。)
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