≪文通139≫家を継ぐことについて
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投稿者:
魔法使いA-Ki☆。
投稿日:2014-01-18

投稿日:2014-01-18
逆に、『見本に相応しい質問』がありましたので、これを取り上げておきたいと思います^^
///// (夢子さんより)
代々続いた姓を途絶えさせないようにと考える方がいると思いますが
女性の場合は婿を取らないといけなくなるわけで、お付き合いしている
人が婿にならない場合は、別れを選んだりする方がいるようですが
自分の人生を棒に振ってでも、家を継がないといけないものなのでしょうか?
そこまでなぜ継ぐことにこだわるのか?
高次の世界ではどのようにとらえられているのでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
色んなケースがあるでしょうが一つのケースとして
自分の検証では未練のある守護霊がこだわっているように思いました。
ガイドからするとこだわりはないように感じました。
人間が介入する域ではないようにも思いました。
実際に個人セッションでそういう相談も結構あるので
バランスのとれたアドバイスができたらと良いなと思いました。
/////
(エニィ)
これくらいちゃんと質問してくれると、私たちとしても答えやすいわね(笑)
しっかりと自分でも検証してるみたいだし。
まあ、解釈にはちょっと『自分フィルター』が掛かってるみたいだけど。
(A-Ki)
その辺りも含めて、掘り下げていきましょうかね。
(エニィ)
まず、最大のポイントは、「家を継ぐ人は、結局のところ、最終的には自分で選択してそれを選んでいる」ということ。
実際、駆け落ちして、家を捨てて逃げちゃう人だっているわけでしょう?
そうした『選択肢』があるにも関わらず、「相手と別れてでも家を継ぐことを自分で選んだ」ということ。
場合によっては、親が強制してくることもあるでしょうけれど、それも、「親のいいなりになることを自分で選んだ」ということね。
だから、「家を継ぐことを優先する人生を、自分で選んだ」というだけで、「自分の人生を棒に振ってでも〜」というのは誤り。
この認識がずれていると、『悲劇のヒロイン気取り』『犠牲者気取り』に陥ることになるかな。
(A-Ki)
ただ、もし仮に面と向かってそのことを指摘しても、本人は猛反発するでしょうけどね(^^;
この辺りは【ブロック解除ワークのテキスト】に書いている通りの『お決まりの反応』かと思います。
(エニィ)
で、「そこまでなぜ継ぐことにこだわるのか?」というのは、価値観の問題だから、個々人によって理由は違うでしょう。
ある人は、「継がないという選択肢を思いつきもしない(他の生き方を知らないだけ)」ということもあるでしょうし、
別のある人は、「使命感に燃えて、文字通り自分で選んで『家を継ぐための人生』を生きている」という人もいるでしょうし。
(A-Ki)
僕も長男なので、他人事では無いのですが・・・
今振り返ってみると、「小さい頃から、家を継ぐよう洗脳されて育てられていた」という感じもしますね。
(エニィ)
『今生の計画』というのも色々だから、そういう信念を埋め込まれるのも「織り込み済み」ってこともあるけどね。
まあそれでも、『選択のチャンス』というのはやってくるものだから、そのポイントでどういう選択をするかは本人次第。
(A-Ki)
ですねー。
ちなみに、僕も、これまでの人生を通して、色々と検証してきたのですが、確かに、僕のケースでも、「守護霊が拘っている」という感じでしたね。
エニィさんはその点、拘ってないですよね。
(エニィ)
うん。
ガイドも守護霊も、それぞれの思惑があるからね。
連携することもあれば、利害が食い違うこともあるし。
特に守護霊は、『その人の先祖』がその役割に付くことが多いから、守護霊が「家を遺したい」という想いを持つことは、ある意味自然な流れかもね。
(A-Ki)
先祖以外が守護霊に付くこともあるんですよね?
(エニィ)
あるある。
亡くなった『飼い猫』とか『飼い犬』が守護霊に付くことも普通にあるし。
あと、『過去生での家族』とかもよくあるケースかな。
(A-Ki)
逆に、先祖が、守護霊ではなくガイド役として付くこともあるんですよね?
(エニィ)
それも・・・「まあ、ある」くらいかな。
基本的には、ガイドとしては、『各分野のプロフェッショナル』『その領域の専門家』『その領域で学びを深めたい存在(研修生)』が付くことが多い気はするわね。
(A-Ki)
なるほど。
(エニィ)
こう言ったら後で守護霊から陰口叩かれるかもしれないけど、ぶっちゃけ、「エゴ丸出しでも、守ってあげることは出来る」からね(笑)
そういった意味では、守護霊ってのは、職権乱用で先祖のエゴを入れやすい格好のポジションとも言えるかな。
(A-Ki)
むぅ(笑)
「守護霊が、なぜ家を遺したいのか」に関しては、また個々のケースで掘り下げていかないと分からないものですよね?
(エニィ)
ま、そうね。
多くは「自分が生きた証を遺したい」とか「忘れられたくない」とか「自分がそういう風に教育されたから」とか、そんなところでしょうけど。
(A-Ki)
守護霊が「こうしたい」と言っても、人間の側でそれを拒むことも出来るんですよね?
(エニィ)
うん。
最終的に「守護霊の意見を受け入れるという『選択』」をしているのは自分だからね。
もっとも、「地上に降りる前の段階で、『肉体を借りるための契約条件』として『家を継ぐこと』が盛り込まれているケース」もあるから、
物質世界の人間の側からはどうしようもないというケースもあるでしょうけど。
(A-Ki)
その場合、例えば物質世界の側から働きかけて、『契約の変更』というのは出来るものなんですかね?
(エニィ)
あなたくらいになれば出来るでしょうけど。
その辺のセラピストにとっては荷が重いでしょう。
なんせ、一族全員を相手取って交渉に臨むわけだからね。
(A-Ki)
ってことは、質問に書いてある「人間が介入する域ではないようにも思いました」というのは、妥当な感覚ってところですかね。
では、最後に・・・
もし、個人セッションでそういうお悩みが来た場合は、まずは「価値観の掘り下げ」を行うのが妥当ですよね?
(エニィ)
そうね。
場合によっては、「まず落ち着かせて冷静にさせるのが先」ってこともあるでしょうけど。
冷静な判断の下に、「自分が心の奥底で求めているものは何なのか」を掘り下げていけば、案外、「自分で家を継ぐことを、改めて選択する」というところに落ち着くことが多いかもね。
(A-Ki)
当然、そうならないケースもある、と?
(エニィ)
もちろん。
中には「家を出る」という選択をする人もいるでしょうし。
ただまあ、これも、勢いで飛び出すのでは無く、
「まずは家族と話し合って、お互いの価値観を明確にした上で、分かり合えないことが決定的になったら家を出る」というのが妥当だろうけど。
(A-Ki)
本当の意味で自分の内面をクリアにしていったら、
守護霊側や、家族が意見を変えることもあるでしょうね。
(エニィ)
あるある。
その辺りはホントに個々のケース次第だから。
「最終的な落としどころを決めるのは『セッションを受けに来たクライアント本人』」ですから、
セラピスト・カウンセラーとしては、『本人が本当に望むもの』に辿り着けるように、上手にサポートしてあげることね。
家族や守護霊からの洗脳を解いてあげて、
現実的な妥当な解決策をいくつか提示してあげて、
その中から、クライアントがベストな選択が出来るようにフォローしてあげること。
(A-Ki)
必要に応じて、セラピストの側が、守護霊との仲介を行って、
「守護霊としてはこうして欲しがっているみたいですけど、最終的に選ぶのはあなたです」
みたいなアドバイスも出来ると良いですね。
(エニィ)
うん。
そこまで出来るに越したことはないわね。
と、まあ、こんなところかしら?
(A-Ki)
はい。
ありがとうございました!
/////
・・・以上、セッションの際の参考になれば幸いです^^
この記事は、公開から5年以上経過しています。
情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。
(多くの場合、記事で書かれているよりも、『厳しい状況』になっている傾向があります。)
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