≪文通56≫願望実現と行動について
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投稿者:
魔法使いA-Ki☆。
投稿日:2012-01-16

投稿日:2012-01-16
未来のことについて尋ねた際に、
「高次の存在は○○だって言ってたのに、実際はその通りにならなかったじゃん!」
という経験をされた方は多いかと思います。
・・・僕自身も、そういう経験、多々あります(笑)
今回は、僕のガイドのエニィさんに、そこの辺りのことを突っ込んで聞いてみたいと思います。
/////
(A-Ki)
えーと。
では、色々と尋ねてみたいんですけど・・・。
(エニィ)
うん。
(A-Ki)
『高次の存在から「こうなりますよ」と言われたけど、実際そうならないこと』ってありますよね。
・・・少なくとも、人間の感覚からすると、
『「実現しなかった」と感じること』はよくあります。
その辺りのことって、どうなっているんでしょう?
(エニィ)
前もちょっと言ったけど、「キャンセルされた」ってこともあるし、「実現したけど、予想と違っていて気付かなかった」ということもあるし。
あと、「行動に移さなかったから得られなかった」ということもあるわね。
今回は、この「行動に移さなかったから得られなかった」というのについて掘り下げてみましょうか。
(A-Ki)
はい。
(エニィ)
そもそも、ホントに
「これが欲しい!」「こうなって欲しい!」
と思うんだったら、
『自然とそれを得るような行動に結びつくもの』
なの。
それをしないってことは、「受け取りたくない」って思っている部分が少なからずあるんでしょうね。
(A-Ki)
そこなんですよね〜。
人間の感覚からすると、『「ただ待っていればそうなる」みたいな思い込み』ってあったりしますので。
(エニィ)
甘いわね〜。
甘いって言うか、甘えているというか・・・何て言うんだろ。
駄々を捏ねているというか。
(A-Ki)
ふむ。
(エニィ)
例えば、
『「痩せたいんです。」とか言いながら、たくさん食べて運動しない人』とか、
『「お腹空いた。何でも良いから食べたい」とか言いながら、「中華は嫌だ。キノコは嫌だ」とか言う人』とか、
言ってることとやってることが違う人がいるわよね。
程度の差こそあれ、その同類なのよ。
要は、『魂の底から本気で「欲しい!」と思って無い』の。
あるいは、『意識と潜在意識が思いっきりズレている』とか。
何かが欲しければ、物理的にちょっとだけ足を伸ばすことが必要なこともあるからね。
それは決して特別なことではなくて、(願望実現がちょっと上手い人から見れば)当たり前の感覚としての、「やって当然のこと」なんだけど。
(A-Ki)
う〜ん・・・。
そこの辺りが上手く伝わってないのかなぁ。
(エニィ)
そうねぇ、ここは凄く誤解されていることだと思うわ。
例えば、『「ジュースが飲みたい」と思ったら、自分で自動販売機のところまで歩いて行って、お金を入れて買えばいい』の。
そうすれば、その願望は実現したことになるじゃない。
(A-Ki)
そうですね。
(エニィ)
当たり前でしょ?
(A-Ki)
はい。
(エニィ)
つまり、高次の存在に「ジュースが飲みたい!」ってリクエストしたら、
『「・・・っていうか、自分で買いに行けばいいじゃん!」と気付いて、自分で買いに行く、という形の「願望実現」の仕方』
もあるわけよ。
回りくどく言えば、
『高次の存在に、「ジュースが飲みたい!」とリクエストして、
その返事のメッセージとして「お金を持って自動販売機のところまで歩いて行けば、ジュースが飲めますよ」と受け取って、
その「メッセージ=アドバイス=閃き=浮かんだアイデア」に基づいて行動した結果、望みのものが手に入る』
ということね。
(A-Ki)
そうなんですよねぇ。
(エニィ)
もちろん、高次の世界で調整が行われた結果、『誰かがジュースを持って遊びに来てくれる』という叶い方をする場合もあるけどね。
どっちのケースでも、「望みが叶った(願いが聞き届けられて、ジュースを飲むことが出来た)」という点では一緒なの。
でも、
「自分で行動したら引き寄せじゃない」
「誰かが外から持ってきてくれるのだけが引き寄せなんだ」
とか思っちゃうでしょ。
あるいは、
「自分がお金を出すんだったら手に入って当然だ」
とか。
(A-Ki)
ですね。
(エニィ)
こっちの世界の感覚からすると、目的地があなたに引き寄せられてくるのも、あなたが目的地に引き寄せられていくのも、どっちも同じことなの。
そして、誰がお金を払うかとか、誰が頑張るかとか、そういったことも一切関係ない。
人間の視点から見ると全く別のことに思えるかもしれないけどね。
(A-Ki)
ふむ。
(エニィ)
ちょっと話が逸れて来ちゃったけど・・・
例えば、高次の存在に対して、「自分が高次の世界と繋がっている明確な証拠が欲しいです」とリクエストしたら、
それに対して、人間の側でも、「『積極的に受け取っていくための行動』がセットで行われるというのが自然な姿」なの。
それをやらないで、引きこもって、「誰かが勝手に自分の願望を叶えてくれるはず」と思い込んでたら・・・そりゃ、叶わないわよねぇ。
で、こっちの感覚からすると、それって、「送ったけど受け取ってもらえなかった」という感じなのよ。
物質世界での「何か」が結晶化するために、高次の世界での調整と、物質世界での行動がセットで必要なことってよくあるの。
そして、『高次の世界での調整は行われたんだけど、物質世界での行動が行われなかった』というのはありがちよね。
(A-Ki)
ふーむ・・・
良く分かりますけど、分かってない人って多いだろうな、って感じですね。
(エニィ)
まーね。
ハイヤーセルフと自分が一体化できてないと、これを感覚的に捉えるのはちょっと厳しいでしょうね。
多くの人間って、自分の中で自分が分裂しているのよ。
ま、そうあろうとしてきたんだから、当然と言えば当然なんだけど。
右足だけで前に進もうとして、左足はその場から動かなかったりしたら、結局は前に進めないでしょ。
そんな感じ。
自然と引っ張られて左足も前に出せば良いだけの話なのに、「いや、右足が全て調整してくれなきゃおかしい」なんて言って動かないから、前に進めないの。
(A-Ki)
なるほど。
(エニィ)
と、いうわけで、高次の存在にリクエストしたら、「あ、こうすれば叶うよね?」「こういうことが必要なんじゃないかなぁ」と閃いた通りの行動をやってみてね。
その閃き自体、メッセージを受け取った結果だったりするんだから。
もちろん、そのアクションは、簡単なことかもしれないし、ひょっとしたら難しく思えることかもしれないけれども。
こっちの世界では、そういう、カンタンとか難しいとかいう区分けも存在しないから。
あ、ただ、紛らわしいところとして、「願望を実現するために、苦行や、自分の力を超えた努力をする必要は無い」からね。
単に、自然体でそうあればいいの。
力を抜いて、「これくらいだったら出来る〜」ってことを、淡々と積み上げていくだけ。
(A-Ki)
そこの区別というか、力の入れ加減って言うのも、また人間の感覚からすると分かりにくいんですよね〜。
(エニィ)
そうねぇ。
じゃあもう1つ例を挙げましょうか。
(A-Ki)
はい。
(エニィ)
私があなたにお年玉をあげるとします。
で、「今度こっちに来たときにお年玉をあげるね!」と伝えたとします。
(A-Ki)
はい。
(エニィ)
どうする?
(A-Ki)
え〜・・・そっちに行きますけど。
(エニィ)
でしょ?
お年玉欲しかったら来るでしょ?
(A-Ki)
そうですね。
(エニィ)
こっちはポチ袋を用意して、お金を入れて待っているわけ。
場合によっては、渋谷辺りまで出向いて、手頃なカフェを見つけて、そこで待っていることもあるわ。
「○月×日の△時に、何処何処で待ってるからね〜」ってメールを送ったりして。
でも、その約束の時に、あなたが家の布団にくるまって、寝て過ごしていたら・・・
(A-Ki)
それはまあ、受け取れないですね。
(エニィ)
と、いうこと。
こっちとしては、「準備もして、ちゃんとメッセージも伝えている」わけよ。
そして、「こうすれば受け取れる」「ここで待ってるから」みたいなのも伝えているわけ。
でもそれを「勘違いだ」「気のせいだ」「自分の想像だろう」といってスルーしちゃうの。
(A-Ki)
ふーむ。
(エニィ)
まあ、約束をすっぽかされたとはいえ、それで別に怒ったりはしないけどね。
ただ、次回別の機会にあったときには、そのお年玉のポチ袋はもう持っていないことはあるわ。
そこで「ちょーだい」と言われても、渡せないことはあるから、そこのところはヨロシクね。
(A-Ki)
なるほど。
(エニィ)
それから、「願望を実現するために、苦行や、自分の力を超えた努力をする必要は無い」ってことについて説明すると・・・
これをやっちゃう人って、こっちから見ると、
「遅れたらマズイ!3日前から泊まり込んで待機しておかないと!」
という感じなのね。
(A-Ki)
3日前に待ち合わせ場所に行っても、そりゃ相手はいませんよね。
(エニィ)
でしょ?
だから、指定された時間に、「だいたいこのくらいの時間〜」って、当たり前のように待ち合わせの場所に行けばいいわけよ。
特別努力する必要も無いし、力む必要も無いの。
あ、もちろん、行ったことない場所に呼ばれることとか、
相手が時間に凄く厳格な場合とかもあるけどね。
それだって、ちょっと注意していればカンタンにクリアできるレベルでしょ?
こっちだって、ちゃんと地図送ったり、事前に伝えたりしてるんだから。
(A-Ki)
そうですね。
(エニィ)
と、いうわけで、高次の存在にリクエストした後は、閃いた行動をしっかりやってね。
「こうすれば上手く行く」
「こうすればお金が入ってくる」
「こうすれば幸せになれる」
みたいな答えを教えて貰っても、
全くそのアドバイスを無視しているとしたら、それは「ホントに受け取る気があるの?」って思われても仕方ないからね。
ま、とはいえ、そうやって行動に移さないのって、だいたいは潜在意識からの抵抗だったりするんだけどね。
それは、意識では「欲しい」と思っていても、潜在意識では「受け取りたくない」「変わりたくない」って思っているということ。
潜在意識もあなたの一部であることには違いがないから、
『あなたという存在の総意』によって、「受け取りたくない」という結果を出したとすれば、それもまたあなた自身の選択なの。
・・・と、こうやって「願望のキャンセル」が起こったりするわけね。
(A-Ki)
なるほど、よくわかりました。
(エニィ)
じゃ、こんなところかしらねー!
(A-Ki)
はーい!
ありがとうございました!
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情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。
(多くの場合、記事で書かれているよりも、『厳しい状況』になっている傾向があります。)
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