「状況の変化」と「情報の劣化」
以下の記事は、【F1144・魔法使い養成学校】の「根幹に関わる話」なので、
『これからスピリチュアルな学びを始める人』
『すでにある程度スピリチュアルなことを学んでいる人』
ともに、
ぜひ、ご一読頂ければ幸いです。
・「状況の変化」と「情報の劣化」(※本記事)
本記事の内容は、人によっては少し難しいかもしれないので、「分かりやすさ最優先での雑なまとめ」を書いておきますね。
(キリスト)
「海外旅行行くの? え? そこ行ったことある!
昔使った20年前のガイドブック、まだ持ってるから、よかったらあげるよ!」
(人間)
「そんなに古い情報、役に立たないよ!」
(キリスト)
「聖書とかより全然新しいんですけど・・・。」
(高次の上司)
「これからは、曾孫さんがスマホでネット詐欺に引っ掛からないようも注意して守ってあげてね!
特に研修とかやらないけど、自力でどうにかしてよ。」
(守護霊@ひいおばあちゃん)
「こげなハイカラなもん、あたしたちにゃ分からん!」
(人間)
「最近、色んな事件に巻き込まれるな。先日も変な詐欺に遭ったし。
もっと自衛する必要があるのかなあ。」
・・・・あくまでも、『分かりやすさ最優先の雑なイメージ』ですので、詳細は本文をお読みください。
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この『地球』において、
数百万年前の大昔から、ほんの数千年前までは、変化が非常に緩やかで、
「”一度身に付けた知識やスキル”は、文字通り、”一生通用するもの”だった」(過去形)
という時代が、
とても長く続いていました。
一方、『現代』は、数千年前どころか、数十年前と比べても、あまりにも事情が違い過ぎています。
昨日正しかった情報が、今日も正しいとは限りませんし、
今日正しい情報が、明日正しいとも限りません。
『百年に一度の大事件』が毎年のように起こり、
『数十年に一度の大発見』が年に数回発表されるような時代なので、
「古い情報を、無理に現代に当てはめようとすると、トラブルを引き起こしかねない」
というのは、想像に難くないでしょう。
・・・にも関わらず・・・
現代における大半の『スピリチュアル系コンテンツ』や『宗教』は、
未だに、
「全知全能の神様がどこかにいて、その存在は何でも知っているし、何でもできるはずだ」
という古い考え方が土台になっており、時代の変化から置き去りにされています。
(実際には、「高次の存在にも、できないことはたくさんある」のですが・・・これについては他の記事に譲ります。)
『スピリチュアルに関する学びのための情報』は、
ハッキリ言って、
「あまりにも古過ぎ」
です。
『スピリチュアルな世界の探求』は、
『霊的な旅』
などと例えられることが多々ありますが・・・
世界が狭いうちは、『経験則に基づく手書きの地図』で十分でした。
ですが、交通手段が発達すれば、『海図』や『航空地図』が必要となり、
世界が広がれば、測量に基づいた『世界地図』が必要となります。
過去のマスターが書き残してきた『手書きの地図』は、
間違っていることもある(複製の過程で写し間違えられたものも含む)し、情報が古くて今では通用しないことも多いのです。
そのため、
「『歴史』や『伝統』に敬意を払いつつも、時代に合った情報にアップデートしていく必要がある」
のです。
とはいえ、結局のところ、いくらアップデートの速度を速めても、
「学び直した情報が、その翌日には通用しなくなるかもしれない」
ですし、
「仮に、リアルタイムで最新の情報を発信し続けても、受け入れる側が追いつかない。
(現代に溢れる情報の量は、人間の処理能力を遙かに超えている)」
という問題があります。
だから、ここ【F1144・魔法使い養成学校】での学びを通して、
いちばん身に付けて欲しいのは、
『情報を、適切に、取捨選択・分析・統合し、未知の状況に即対応できるスキル』
です。
【オリエンテーション・メールセミナー】でも、
【魔法使い養成講座・基礎編】でも、
【アチューンメント勉強会】でも、共通しているのは、
「講座を通して、『未知の状況に対応できる能力』を育んで欲しい」
のです。
何かにつけて、
「チャネリングを習得して、自分のガイドに繋がって、情報を降ろしてみてください」
と、伝えているのも、
そのためです。
もちろん、適宜、対面のセミナー等で、『別の人のフィルターを介した知識のアップデート』を行うことは有用ですけどね。
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さて、話は変わって・・・
スピリチュアル業界でよく言われるような、
「自分に必要な情報しかやってこない」
「自分に必要なことしか起こらない」
「人生に無駄は無い」
というのは、
『過去』においては、それなりに、当てはまっていました。
その”背景”としては、『守護霊』や『ガイド』といった高次のサポート役の存在たちが、
「『自分が知るべきではない情報』が、自分のところまで届かないよう、守ってくれていたから」
なのですが・・・
しかし、ぶっちゃけて言うと、
「現代の情報伝達速度は、守護霊の反応速度を超えている」
ので、
「現代では、『自分に不要な情報』や、『自分が知るべきでは無い情報』が、届いてしまう場合もある」
ということに、
注意する必要があります。
イメージとしては、『ひいおじいちゃん』『ひいおばあちゃん』に、
「これからは、曾孫さんがスマホでネット詐欺に引っ掛からないようも注意して守ってあげてね!
特に研修とかやらないけど、自力でどうにかしてよ。」
と、
丸投げするようなもの。
(実際、守護霊は、「その人の先祖」というケースは多々ありますからね。)
いくら守護霊が、『高次の存在』『霊的存在』とはいえ、
そのほとんどが、所詮、元・人間ですので、
完璧な守りを求めるのは、かなり酷だとも言えるでしょう(^^;
一応、守護霊制度以外にも、
『人間のために用意されているセーフティーネット』
『人間を霊的に守る仕組み』
というのは、色々とあるようなので、
何から何まで守られなくなっているわけでも無いのですが・・・。
少なくとも、昔(100年前)に比べると、
確実に、
「守護が減っている」
「守護の手が回っていない」
と、言えるようですね(^^;
そういうわけなので、
「昔から言われている『スピリチュアルな世界はこうだよ』『霊はこうだよ』みたいな話は、
現代では、大半が通じなくなってきている」
「現代では、自分に不必要な情報がやってくることもあるし、
自分が対処すべきでは無い問題が自分に対して降りかかってくることもある」
ということにも注意しておいていただければと思います。