混ぜるな危険!
この記事は、公開から5年以上経過しています。
投稿者:
魔法使いA-Ki☆。
投稿日:2015-03-10

投稿日:2015-03-10
1つ目は、
『何が起こっても、一切の判断をせずに、あるがままを受け入れ続ける』
という在り方。
例を挙げると、
「困ったことは起こらない。何が起きても、『ありがとう』と言いましょう」
「偶然などというものはありません。全ては必然で、起こった出来事は全て意味があることです」
「全ての物事は完璧なタイミングで起こりますから、宇宙を信頼して、一切の不安を手放しましょう」
などですね。
もう1つは、
『起こったことに対して、徹底的に分析を行い、対応と改善を続ける』
というスタンス。
こちらは、
「不測の事態に対応するために、常に複数のプランを用意しましょう」
「トラブルに巻き込まれないために、未然に予防をしましょう」
「チャンスの女神には前髪しかありません。チャンスを掴むために、しっかりと準備をしておきましょう」
と、いった感じ。
僕が提供しているのは、後者の「起こったことに対して、徹底的に分析を行い、対応と改善を続ける」という方法論ですね。
これらは、一見、真逆ですが、
面白いことに、
『どちらのやり方(流派)を選んでも、最終的には、同じ境地に辿り着く』
ものです。
ですから、どちらを選んでもOK。
自分の感性に合った方を選んで構いません。
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ただし、記事のタイトルにもしたように、
「この2つの流派をごちゃ混ぜに取り入れてしまうと、人生はうまく行かなくなる」
ので、
その点だけは注意が必要です。
特に、
「景気が良い時は、『何が起こっても、一切の判断をせずに、あるがままを受け入れる』けれども、
景気が悪くなってくると、途端に、『起こったことに対して、分析を行い、対応と改善を始める』」
というのは、
『最悪のパターンの1つ』
です(^^;
分析や改善には時間がかかるので、いざ調子が悪くなってから対処を始めても、間に合いませんからね(^^;
前者のスタンス(『何が起こっても、一切の判断をせずに、あるがままを受け入れ続ける』)を選ぶのであれば、
常に、どんな状況にあろうとも、
全てを信じ、宇宙に(高次の存在に・神に・自分の神性に、潜在意識に、etc・・・)委ね続けることが必要です。
/////
ぱっと見、
『何が起こっても、一切の判断をせずに、あるがままを受け入れ続ける』
という在り方は、
楽そうに思えるかもしれません。
しかし、実は、
前者も後者も、
「どちらも同じくらい厳しい(険しい)道のり」
です(^^;
例えば、調子が良いときや、物事が順風満帆に行っているときに、
「ありがとう」
というのは容易いことでしょう。
しかし、『何が起こっても、一切の判断をせずに、あるがままを受け入れ続ける』という在り方は、
「例え事業が倒産し、一家離散し、病魔に蝕まれ、人生に一縷の希望すら見いだせない時でも『ありがとう』と言いましょう」
などという、
ある種の「超人的なメンタルを要求している」のです。
・・・厳しいですねぇ(笑)
この境地に辿り着けたら、それはもちろん、人生が上手く行くのも当たり前でしょう(笑)
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紛らわしい、注意すべき点としては・・・
たまに、後者の
『起こったことに対して、徹底的に分析を行い、対応と改善を続ける』
という流派の師匠が、
「全ての物事は完璧なタイミングで起こりますから、一切の不安を手放しましょう」
と、
自分の生徒に対して伝える場合があります。
ですが、これは、
『極めて唯物論的な分析の成果として、論理的に辿り着いた研究結果』
であり、
同時に、
『無理やりにでもそう思わせることで、意識を騙してモチベーションを維持させるテクニック』
でもあります(笑)
様々な角度からの分析を行い、「この言葉がモチベーションアップに利用できる」ということを解き明かし、
上手に(時には自分自身を騙すために)使っているのです。
上辺だけ見ると勘違いしがちで、
「この言葉を真に受けて、油断して努力や学びを放棄しようものなら、その途端に人生の流れが停滞し始める」
ので、
この点は気をつけてくださいね^^
後者の『起こったことに対して、徹底的に分析を行い、対応と改善を続ける』という在り方は、
「人生が最高に上手く行き、誰もが浮かれるような状況ですら、常に様々な可能性を考慮し、改善点を探して、弛まぬ努力を行いましょう」
という、
これまたある種の「超人的なメンタルを要求している」のですから(笑)
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情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。
(多くの場合、記事で書かれているよりも、『厳しい状況』になっている傾向があります。)
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