上手な質問の仕方
この記事は、公開から5年以上経過しています。
投稿者:
魔法使いA-Ki☆。
投稿日:2014-02-12

投稿日:2014-02-12
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今回は、「上手な質問の仕方」というテーマでお伝えしますね^^
上手に『質問』をすることが出来るようになると、単に、自分が「良質な情報を効率良く得ることが出来る」というだけでなく、
場の雰囲気を整えることが出来たり、回答者(講師)から一目置かれたりもします^^
しかし、逆に、質問が下手だと、
時間の無駄が多い上、
回答者はもちろん、周囲の人に対してまでも、不快感を与えてしまいます。
ハッキリ言って、
「上手に質問が出来るかどうかで、得られる情報の質だけでなく、『人生の質』までも、天と地ほどの違いが出てくるもの」
ですから、
この機会に、ぜひ、『質問上手』になって頂ければと思います^^
さて、まず、『質問をするにあたって大切なこと』としては、
「調べて分かることは、調べる」
「考えれば分かるようなことは、考える」
「尋ねなければ分からないことは、尋ねる」
という『姿勢』です。
「質問に答えてもらう」ということは、見方を変えれば、「質問に答えてくれる相手の時間を使わせる」ということ。
もっと強烈な表現をするなら、「相手の時間を奪う」ということです。
ですから、基本的には、
『「調べればすぐに分かるようなこと」を質問するのは、マナー違反』
です。
(※ただし、『「個人セッション」「初心者向けセミナーの質問コーナー」などは例外』です)
一方で、世の中には、
「相手に関する個人的なこと(その人の考え方、背景、プライベートな体験、発想の根拠など)」
「特定の組織の中でのみ通用するルール」
「自分の理解レベルを大きく超えたもの」
などといった、
「訊かないと分からないこと」
も多々あります。
こうしたことを、いくら調べ回っても、
あるいは自分だけで答えを見つけようとしても、なかなか上手く行かないものですから、
『いくら考えても答えが出ないようなことは、すぐに訊く』
というのが大切です。
とはいえ、
「自分の抱えている疑問は、『訊くべきこと』なのか、それとも『自分で答えを出すべきこと』なのか、分からない」
というケースもあるでしょうから、
そういう場合には、
『まず調べて、考えて、そして訊く』
という姿勢で臨むのが望ましいでしょう。
具体例で言うと、
例えば、僕に対して質問をするのであれば、
『サイトに載っている情報と、テキストに載っている情報、そして質問掲示板の過去ログを読み、関連するワークが紹介されていたらそれを実践する』
というのを行った上で、
それでも解決しないことを訊く感じですね(笑)
あと、質問をする前に、『要点を絞る』ということも大切です。
あっちこっちに話が飛んだ上に、「まとまっていない質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いします」という人は少なくないですが、
回答者としては、
「いったい何をよろしくお願いされているのか、分からない」
ということになります(^^;
こうした場合も、「回答者の時間を無駄に奪う」ことになるので、
質問がまとまっていない自覚があるのであれば、せめて、
『最低限、自分で出来る限界まで質問をまとめるところまで行ってから、質問をする』
というのがマナーです。
また、この『質問をまとめる行為』そのものが、
「自分の頭を整理する(理解できていないところが明確になる)」
「顕在意識と潜在意識の橋渡しを行う(アイデアが湧き出しやすくなる&チャネリングが上達する)」
ということに繋がりますので、
そういった意味でも、質問する前に要点をまとめるように心掛けましょうね^^
それから、こちらもマナーの領域なのですが、
「『自分にしか関係がないこと』を、公の場で(他の人の時間を奪う形で)訊くのはNG」
「『個人セッションで扱うのが相応しい内容』を、公の場で(他の人の時間を奪う形で)訊くのはNG」
です。
特に多いのは、
「私の○○という体験は、いったい、どういう意味があるのでしょうか?」
「○○という現象は、何が原因で起こっているのでしょうか?」
「○○が起こったのは、ガイドさんが××と言っているということでしょうか?」
などといった質問ですが・・・(^^;
これに関しては、以前、ブログで記事を書きましたので、こちらをお読み頂ければと思います^^
『「○○という体験の意味は?」という質問について』
https://f1144.mahou-gakkou.net/blog_pickup/0335
ちなみに、イベントを行ったりすると、
「質問コーナーで質問せずに、イベントが終わってから訊きに来る」
という人がいますが、
これもマナー的にNGです(笑)
何事にも『相応しいタイミング』というのがありますので、
質問は、質問コーナーで行うようにしましょう!
なお、「質問コーナーになると、途端に、質問が全部頭から飛んでしまう」という人も多いですが、
その対策としては、
「事前に、質問をノートにまとめてからイベントに臨む」
「イベント中、『質問したいこと』が出てきたら、その都度質問するか、あるいはメモしておく」
ということを行えば大丈夫です^^
最後に・・・
今回挙げたのは、あくまでも『基本的な姿勢』で、実際には、臨機応変に基本を崩すことも必要です。
例えば、「緊急の締め切り」があり、
かつ、「調べれば分かることだけど、調べるには時間が掛かる」「詳しい人(職場の先輩・同僚など)がすぐ近くにいる」という場合などは、
作業効率最優先で訊くことが最適解です。
また、『イベントの趣旨・雰囲気』によっては、極めて個人的な質問であってもOKということもありますし、
それをシェアすることによって他の人の学びになるのであれば、あえて「知っていることを(他の人のために)質問する」というのが望ましいケースもあるでしょう。
なので、
「基本を押さえつつ、かつ、基本に縛られ過ぎず」
といった形で、
場の空気を読みつつ、柔軟に質問してくださいね!
と、いったところで、今回はここまで^^
ではでは、今日も引き続き楽しんで学びを深めて行きましょう^^
この記事は、公開から5年以上経過しています。
情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。
(多くの場合、記事で書かれているよりも、『厳しい状況』になっている傾向があります。)
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