「『評価』に対して、客観的に評価」するコツ
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投稿者:
魔法使いA-Ki☆。
投稿日:2013-11-30

投稿日:2013-11-30
「『その評価や、意見が、妥当なものかを検証・検討する』というのが大事ですよー」
と、書きましたが・・・
『「評価」を評価するためのポイント』としては、
「シミュレーションを行う」
「動機を探る」
「感情に注目する」
などがあります。
【シミュレーションを行う】
「もし、その指摘事項を100%取り入れたらどうなるか?」
「もし、その指摘事項を完全に却下したらどうなるか?」
といった形で、
同時に『両極端な仮説』を考えると、「評価(指摘事項)によってもたらされる効果」が把握しやすくなります。
ただし、実際に指摘事項を取り入れる際には、
現状とのバランスを取って、妥当な範囲で取り入れることが大事です。(この際にも、さらに『シミュレーション』を重ねると良いでしょう)
【動機を探る】
相手からの評価を受け止める際に、
「相手が(あるいは、自分が)なぜその様な評価をしたのか?」
「その評価によって、相手はどんな利益を得るか?」
「相手が評価する前に、何かしらの利益を得ていたり、不利益を被っていたりしないか?」
といった感じで、
『動機(なぜ?)』を探ると、色んなことが透けて見えてきます。
もし、『相手の個人的な利害を追求するための評価』『相手の憂さ晴らしのための評価』であれば、
その評価の価値は低い可能性が高い、と言えるでしょう。
ただし、エゴに基づいた評価であったとしても、
その指摘事項が的を射ていて、自分の利益にも繋がるというケースもあるので、一面的に切り捨てないことも大事です。
【感情に注目する】
人は、感情で動く生き物ですから、
動機と併せて、
「評価を行った際に、相手は冷静だったか?」
「怒りや悲しみに任せた評価ではないか?」
「まったく感情が入っておらず、(悪い意味での)他人事での評価ではないか?」
などというのを探っておくのも1つの指針となります。
ただし、もし仮に、『相手が怒り任せに行った評価』だったとしても、そこから『学べる部分』があれば、学ぶことは大切。
相手が怒りの感情を込めていると、それに共感してこちらからも『怒りの感情』が出てきやすくなるので、
そういったノイズを把握するためにも(怒り任せでの『「妥当では無い評価」だと決めつける』というのを避けるためにも)、
感情チェックは必要です。
この他にも、
「評価を受け取った際に、自分のブロックが発動していないか?」
「評価者が、ブロックを発動させていないか?」
「評価者は、有言実行している人か?」
「評価者は、その分野において、専門的なトレーニングを受けたことがあるか?」
「もし仮に、状況や時代が変わっても、その指摘事項は通用するか?」
「自分以外の人に対しても、その指摘事項は通用するか?」
などなど、様々なチェックポイントがあります^^
あとは・・・
『最終的に、「評価や意見を受け入れるかどうか」を判断するのは、自分』
です。
どんなに『(社会的・常識的に)妥当な意見』だったとしても、それが自分に合わないというのであれば、無理に受け入れる必要はありません。
ただし、『その(受け入れる・受け入れないという)判断によってもたらされる結果』には、自分で責任を取る必要があります。
つまり、
「他人の意見を無視して、上手く行かなかったとしても、それは自分の責任」
「他人の意見を受け入れて、上手く行かなかったとしても、それも自分の責任(他人のせいにしてはいけない)」
ということ。
当たり前のことですが、
「当たり前のことを、当たり前のようにやれば、人生は上手く行くもの」
です。
逆に言えば、
「上手く行かないときは、当たり前のことを、何かしら見落としている可能性が高い」
ということでもありますので、
これもチェックポイントの1つにすると良いでしょう^^
///// 関連記事
『評価』と『ジャッジ』の違い
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情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。
(多くの場合、記事で書かれているよりも、『厳しい状況』になっている傾向があります。)
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